ロイヤル・コペンハーゲンは、1775年に創設された、デンマーク王室御用達の由緒ある陶磁器工房です。
白磁の透き通るような白と、それに描かれるコバルトブルーの2色を思い浮かべる方も多いと思いますが、200年を超える歴史の中で
多彩なラインナップが存在しています。
その中でも、1882年にロイヤル・コペンハーゲンを買収したアルミニア陶磁器工房によるラインでニルス・トーソンがディレクションした
「バッカ」「テネラ」という両シリーズは、他のシリーズとは大きく異なる一種独特の世界観が広がっています。
「バッカ」は彼を含めた4人の男性デザイナーによって製作されました。
Nils Thorsson(ニルス・トーソン)
Ellen Malmer(エレン・マルマー)
Johanne Gerber(ジョアンヌ・ゲアバー)
Marjorie Firsching(マジョリー・フィシング)
非常に土着的なデザインモチーフで色合いもアースカラーの多い
シリアスな印象の作品群です。
「テネラ」は、ニルス・トーソンが監修した、6人の若手女性デザイナーによるシリーズです。
Berte Jessen(ベルテ・イェッセン)
Beth Breyen(べス・ブレイェン)
Grete Helland-Hansen(グレテ・ヘランド・ハンセン)
Inge-Lise Koefoed(インゲ・リセ・コェフォード)
Kari Christensen(カリ・クリステンセン)
Marianne Johnson(マリアンヌ・ジョンソン)
色彩鮮やかで大胆な絵柄が特徴的で、性別による違いをどこまで意図していたのかは
わかりませんが、男性的なバッカ、女性的なテネラと言われる程、
見事な好対照を見せています。